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東京大学工学部機械系三学科同窓会メールマガジン
第27号 2007年11月号
広報担当 中村仁彦、古川克子、山根克、中島義和、杉田直彦、山崎由大
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■□ 大学組織における職制の改定特集
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- 今月は,2007年4月1日施行の学校教育法の一部の改正(第五十八条)により,
新たに定義され,設置された職制(准教授,助教,助手)に関する特集です.
目┃次┃
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■文部科学省の見解
○経緯
○新しい制度
■東京大学における職制の改正
○東京大学の見解
○機械系3学科の現状
■新任教員紹介
○助教 長谷川洋介
■受賞・報道(10月〜11月)
○受賞
○報道
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文┃部┃科┃学┃省┃の┃見┃解┃
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▼▽経緯▽▼
大学における教員組織のあり方は,最近では種々の場で話題となり,検討課題と
して取り上げられるようになっておりました.平成8年に,中央教育審議大会分
科会の前身である大学審議会において,大学教員の任期制について答申され,助
手の職務内容や名称の見直し等を含めた教員組織のあり方について,今後,早期
に検討を行う必要がある旨,指摘されておりました.平成11年の大学審議会でも,
助手制度のあり方などについて一定の審議が行われていました.また,平成13年
3月に閣議決定された科学技術基本計画においては,若手研究者の自律性の向上
の観点から,研究に関し,優れた助教授・助手が教授から独立して活躍すること
ができるよう,制度改正も視野に入れつつ,助教授・助手の位置づけの見直しを
図ることと明記されていました.こうした議論を受け,平成15年10月に,大学に
おける助手,助教授などの教員の職のあり方や講座制・学科目制などの教員組織
のあり方について審議するため,中央教育審議大会分科会の下に「大学の教員組
織の在り方に関する検討委員会」が設けられました.13回にも亘る議論を経て,
審議されてきた論点と考えかたは,広くホームページなどを介して公開されまし
た.さらに,全国から無作為に抽出された教職員,国公私立大学関係団体からヒ
アリングが行われました.平成17年1月に「我が国の高等教育の将来像」にその
結果がまとめられ,平成17年7月に学校教育法が改正されました.最終的に,平
成19年4月1日に准教授,助教,助手の職制が導入されました.
▼▽新しい制度▽▼
文部科学省では「国際的な動向等を踏まえ,教育研究の活性化等の観点から,助
教授及び助手の職に関する教育組織の整備を行う等の必要がある」との理由によ
り,今年4月に大学組織における職制の改正を行いました.大学におけるキャリ
アパスの第一段階である「助手」は「職務内容が分野によってさまざまである」
「期待される役割も多岐にわたる」「名称を見直すべき」などとの指摘が多く,
そのあいまいな位置づけの改善が望まれてきたことがはじまりでした.旧来の助
手は「教授及び助教授の職務を助ける」,助教授は「教授の職務を助ける」こと
が職務内容の定義でした.
新たに設けられた「助教」という職は主として教育研究を行うために設けられた
職とのことです.学校教育法上,その職務内容は「学生を教授し,その研究を指
導し,または研究に従事する」と規定されており,若手研究者が自ら教育研究を
行うことのできる第一段階の大学教員の職として明確に位置づけられています.
また,これまで学校教育法上「教授を助ける」ことが職務であると規定されてい
た「助教授」を廃止し,自ら教育研究活動を行うことを職務内容とする「准教授」
という職が新たに設けられました.助教授を単純に英訳するとAssistant Professor
となり(実際にはAssociate Professorがその英訳として用いられてきました),
実態とは異なる日本語名であるとの指摘が長くされてきました.
この制度改正により,大学教員を志す若手研究者のキャリアパスが明確になり,若
手教員が柔軟な発想を生かした教育研究活動を展開しながら,自らの資質能力を向
上させていく環境が一層整備されることが期待されています.
引用ウェブサイト
http://www.mext.go.jp/
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/index.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E6%95%99%E5%93%A1
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東┃京┃大┃学┃に┃お┃け┃る┃職┃制┃の┃改┃正┃
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▼▽東京大学の見解▽▼
東京大学としては,教授-准教授-助教を教育組織の基本パターンとます.しか
しながら,部局によって必要があれば,当面の間,助手を置くことができるよ
うにしました.資格要件は基本的には改正大学設置基準に基づくこととし,助
教を含め全学としての統一基準は設けず,各部局の判断によるものとしました.
教育研究上の目的に即した教員組織の編成,助教の役割(教育の分担,研究や
診断などにおける独立性など)は部局で決定することとしました.
在職者の取り扱いは,助教授は准教授に名称変更しました.本学の助手の大半
が研究者としての「知識及び能力を有する」ものであることを踏まえ,助教に
切り替えることを基本方針としました.准教授,助教,助手の給与などの処遇
は,従来のものと変わりません.裁量労働制の適用は,研究に従事するものに
適用してきた従前のあり方を継承することとしました.
英語名称は,下記の通りです.
教授 Professor
准教授 Associate Professor
講師 Assistant Professor
助教 Assistant Professor
助手 Research Assistant, Research Associate
引用資料
2006年6月19日 東京大学工学系専攻長会議資料
▼▽機械系3学科の現状▽▼
2007年11月26日現在,教授19名,准教授10名,講師7名,助教18名,助手3名,
客員教授1名,特任教授2名,特任講師2名,特任助教18名,技術職員15名,事
務職員3名,総勢104名の教職員から構成された組織となっています.
▼▽参考ウェブサイト▽▼
◇機械系3学科HP
教員 http://www.mech.t.u-tokyo.ac.jp/tutor.html
職員 http://www.mech.t.u-tokyo.ac.jp/staff.html
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新┃組┃織┃に┃移┃行┃し┃て┃
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▼▽助教 長谷川洋介▽▼
本年4月より,機械工学専攻の助教に着任致しました長谷川洋介と申します.3月ま
では,同じく東大工学系研究科21世紀COEプログラム「機械システム・イノベーショ
ン」において,特任助手として勤務しておりました.
COEに在籍していた時期も,学生指導の機会がありましたが,主に,基本的な知識を
修得した博士課程の学生(RA)が相手であったため,指導という面では比較的楽でした.
今年度からは,2年生の演習から,研究室の博士課程の学生まで,指導する年代も広
がり,学生の修得状況に合わせた指導ができるよう,日々努力しております.
今年度から助手から助教へと身分が変わりました.私の周辺では,仕事内容に大きな
変化はないように感じますが,精神面で変化があるように思います.
助教となったことで,周囲から自立した研究者としての期待をより強く感じるように
なりましたし,自分自身も独自性の高い研究に挑戦しようとする意欲がより強まった
ように思います.
今後も,この気持ちを忘れずに,社会や産業界から求められる研究教育活動に邁進し
たいと思います.
まだ分からないことも多く,皆様方には,多々ご迷惑をおかけすることもあるかと存
じますが,引き続き,ご指導ご鞭撻の程,よろしくお願い申し上げます.
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受┃賞┃・┃報┃道┃(┃10┃月┃〜┃11┃月┃)┃
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▼▽受賞▽▼
■日本機械学会 創立110周年記念功労表彰
○受賞者:笠木 伸英 教授(機械工学科)
○受賞日:10月26日
■日本機械学会 創立110周年記念功労表彰
○受賞者:金子 成彦 教授(機械工学科)
○受賞日:10月26日
■日本機械学会 創立110周年記念功労表彰
○受賞者:庄司 正弘 名誉教授(機械工学科)
○受賞日:10月26日
■日本機械学会 創立110周年記念功労表彰
○受賞者:光石 衛 教授(産業機械工学科)
○受賞日:10月26日
■日本機械学会 創立110周年記念功労表彰
○受賞者:山田 一郎 教授(産業機械工学科)
○受賞日:10月26日
■2007 IEEE/RSJ International Conference on Intelligent Robots and Systems
(IROS'07)
IEEE Robotics and Automation Society Japan Chapter Young Award (IROS'07)
「Fast Online Human Pose Estimation via 3D Voxel Data」
○受賞者:Yuichi Sagawa(機械情報工学科)
○受賞日:10月29日
■2007 IEEE/RSJ International Conference on Intelligent Robots and Systems
(IROS'07)
IEEE Robotics and Automation Society Japan Chapter Young Award (IROS'07)
「Journalist Robot: Robot System Making News Articles from Real World」
○受賞者:Rie Matsumoto(機械情報工学科)
○受賞日:10月30日
■2007 IEEE/RSJ International Conference on Intelligent Robots and Systems
(IROS'07)
Conference Best Student Paper Award Finalist
「Journalist Robot: Robot System Making News Articles from Real World」
○受賞者:Rie Matsumoto, Hideki Nakayama, Tatsuya Harada and Yasuo Kuniyoshi
(機械情報工学科)
○受賞日:10月30日
■日本コンピュータ外科学会
CAS Young Investigator Award ゴールド賞
○受賞者:正宗 賢 准教授(機械情報工学科)
○受賞日:11月3日
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▼▽報道▽▼
■水内 郁夫 講師 (機械情報工学科)
「ヒューマノイドロボ研究”柔らかさ”がキーワード”人間”を作る夢の挑む
共存環境での作業想定 東大「小次郎」」
○日刊工業新聞(10月9日)
○概要:9月に開かれた日本ロボット学会学術講演会で発表した全身筋骨格型
ヒューマノイドの最新機種「小次郎」の、コンセプトや特徴が紹介された。
■原田 達也 講師 (機械情報工学科)
「画像を"直接"検索できる新技術」
○ニュートン2007年12月号 (2007年11月)
■原田 達也 講師 (機械情報工学科)
「新たな画像認識・検索処理法開発、約1万倍の処理速度法」
○インターネット 知財情報局(10月25日)
■原田 達也 講師 (機械情報工学科)
「画像検索システム開発 世界最高制度、最高速」
○東京大学新聞(10月30日)
■廣瀬 通孝 教授 (機械情報工学科)
「閉館した交通博物館 VR映像に レバーを動かすと見学気分 東大が試作」
○日本経済新聞(11月5日)
■廣瀬 通孝 教授 (機械情報工学科)
「カーペット上で仮想現実の旅 歩行の動き映像に変換」
○日経産業新聞(11月5日)
■中村 仁彦 教授,高野 渉 特任助教 (機械情報工学科)
「ロボットに複雑な動き 自動作成ソフト 東大 介護などへ応用も」
○日経産業新聞(11月7日)
■廣瀬 通孝 教授 (機械情報工学科)
「カーペットを歩けば」
○テレビ東京 ワールドビジネスサテライト トレンドたまご(11月8日)
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